『「マイナンバー ナンマイダーと聴き違え」・・・(シルバー川柳)

『「マイナンバー ナンマイダーと聴き違え」(全国有料老人ホーム協会「シルバー川柳」)』
 「今週あたりから、その12桁番号の通知が本格化する」マイナンバー。日経「春秋」(2015/10/14付)は、「厚生労働省の室長補佐がマイナンバー関連の業者選定をめぐる汚職で逮捕された。こういう不祥事は、下手をすれば致命的な信用失墜を招こう。巨費を投じてやがてナンマイダー……そんな図はご免だ」と揶揄する。
 世の中数字だらけで覚えきれない。マイナンバーは覚える必要がないのであろうが、カードもいっぱいだ。仕舞っておくものなのか、身分証明書のように携帯しておくものなのか。何れにしても、大事なもので管理が大変である。10月11日に述べた刺青のように、身体に印字でもしたほうが楽であるが、それでは奴隷か、放牧された牛と同じであろうか。管理する方は便利であるが、我々の自由はどうなるのであろうか。そんなに便利なものならば、ナンマーダーになったら、頭蓋骨にでも番号つけて、あの世でも使えるのかしら。(JN)