読書メモ 240802

『所有とは何か』、Pierre-Joseph Proudhon、伊多波宗周(訳)、2024年1月、講談社
 「私は体系を作らない。私が求めるのは、特権の終止、奴隷制の廃止、諸権利の平等、法の支配である。正義、ただ正義のみ。」
 「一片のパンのために一尋のパンを作り、馬小屋で寝るために宮殿を建て、ぼろ切れを着るために再上質の織物を作り、何もなしで済ますためにすべてを生産する文明社会の労働者も自由ではない。」
 「共同体は平等と法を求める。所有は理性の自律と人格的価値の感情から生まれたものであり、あらゆる事柄において独立と比例を望む。」