たくさん歩くのに、少ししか歩いていないようなこと、なあに? 231215

 答えは3歩。『滴一滴(231214山陽新聞)』は健康と散歩を思う▼何歩歩くのがいいのか。1日の歩数が約8800歩で死亡リスクが十分低くなる―。欧米の共同研究チームが今秋、米専門誌に発表。約11万人を含む過去の12の研究から、歩数と死亡リスクの関係を分析した▼それによると、1日2千歩の人に比べて、2517歩歩くと、全ての原因による死亡リスクが8%減り、8763歩だと60%減った。1万6千歩に増やしても、さらに5%減るだけだった。歩くスピードはゆっくりよりも、中程度から速めの方が死亡リスクが下がったという▼寒さが増して家にこもりがちになる時季ではあるが、あえて“一歩”を踏み出してみようか。医学の父、ヒポクラテスも言っている。「歩くことは人間にとって最良の薬」だと。
 (私は)一日9千歩を目指しているが、何だかんだと理由をつけてサボラテス。残念ながら8千歩平均である。歩く速度も暑いうちはゆっくりになっていた▼私は、ただ歩くというのは難しいので、目標を作らないと駄目である。さて、きょうは坂の上のパン屋へ行ってみようか。乾燥から喉を守るためにマスクをして出発。