『#コンビニ、次の50年は』

『#コンビニ、次の50年は』<2023年5月26日(金)>
 日本に本格的なコンビニチェーン運営企業が誕生して50年になることに『南風録(230526南日本新聞)』は思う。祖母は小さな商店を営んでいた。たばこを棚に並べたり焼酎瓶を運んだりするのを手伝った。店には嗜好品以外に日用品も並んだ。コンビニの先祖といっても的外れではなかろう。南九州ファミリーマートの初代社長白石紘一さんは本紙インタビューで、酒やたばこを扱う店に業態の転換を持ちかけたと語っていた。「便利さ」で浸透し、「コンビニ人間」(村田沙耶香著)は、マニュアル化された世界でしか他人とうまく関われない店員を描いた。東京で人材難に対応した無人決済コンビニ。自身が自動販売機の一部になったような不思議な感覚である。次の50年はどうなっていくのだろう。
 (私の)子供時代、1960年代も便利であった。万屋さんがあったし、酒屋さんの御用聞きがのお兄ちゃんがよく来てくれた。また、そのお兄ちゃんは良く子供と遊んでくれた。人そして子供があふれている時代であった。これからの50年後はどうなろうか。溢れるのは国の借金ばかりであろうか。
#コンビニ #たばこ #マニュアル化 #便利さ #借金