『#懸念を超える夢の技術』

『#懸念を超える夢の技術』<2023年5月7日(日)>
 77年前のきょう7日、ソニーは東京・日本橋の百貨店の1室で産声を上げた。『あぶくま抄(230507福島民報)』は井深大を思う▼「ウォークマン」の登場は衝撃だった。ソニーが1979(昭和54)年に発売した▼創業者の井深大会津藩士の血を引き、2歳で父を亡くし、愛知県で祖父の下で暮らした▼「おじんちゃ」から理科を教えられた。自尊心と独立精神を植え付けられたと。ウォークマンの開発では周囲から猛反発を受けた。〈みんなが反対するものをやれば、だいたいもうかるんだって頑張った〉▼科学は日進月歩。AI、思考力が奪われると危ぶむ声も上がる。井深なら「ならぬものはならぬ」とばかりに一刀両断にしたか。それとも、懸念を超える夢の技術を考えついただろうか。
 (私の)周りには、今もソニーが。目の前の棚に乗っているコンポ。机の右下にはノートパソコン(VAIO)が2世代眠っている。ウォークマンは探せば出て来るだろうか▼昔は、その技術力が購入の理由であった。今はソニーなら大丈夫だろうと。魅力は薄れている。日本の戦後の歩みとともにソニーはあるのか? 自尊心と独立精神は?
#自尊心 #独立精神 #ウォークマン #ソニー #井深大