『#仏の顔も三度まで』

『#仏の顔も三度まで』<2022年12月28日(水)>
 安住淳国対委員長「『仏の顔も三度まで』と言うが、4人目となると…」『北斗星(221228秋田魁新報)』は思う▼復興相のポストもトラブル続き。前身復興対策担当相を含む12人のうち任期途中の交代は3人目。2人は「知恵を出さないやつは助けない」「まだ東北でよかった」の失言で辞任し、今度は政治とカネ問題と公選法違反疑惑だ▼仏教伝道協会の「輝け! お寺の掲示板大賞」では寺院が門前に掲げた心に残る言葉を毎年選んでいる。昨年の大賞は「仏の顔は何度でも」(広島市・超覚寺)。無限の慈悲を備える仏は三度の無法程度で立腹しないという意味だ▼とはいえ被災者の寛容には限度がある。そもそも復興軽視に対しては我慢も遠慮も要らない。閣僚を任命する岸田首相の資質こそ問われよう。
 (私たち)国民は、知らぬが仏か。岸田首相は仏作って魂を入れずか▼ブツブツ言ってもと諦めず、現実を理解して、能力ある者を政府や国会に出していく努力をしたい▼私たちは仏ではない。腹を立てて次につなげたい。
#仏,#復興相,#政治,#カネ,#我慢