『#お前の話はつまらん!』

『#お前の話はつまらん!』<2022年6月11日(土)>
 国会の5カ月近い岸田文雄首相の答弁ぶりと論戦に『余録(220611)』は、殺虫剤「キンチョール」の2003年のCMを思う。大滝秀治さんから製品について問われた岸部一徳さんが「それは地球のことを考えて……」と型通りに説明し始めると大滝さんが「つまらん。お前の話はつまらん!」と▲直面する諸問題の中での国会だが、質疑は総じて平板▲熱を奪った原因は首相の答弁姿勢だろう。一見丁寧だが、質問に答えようとしていない。肝心な部分は「検討中」▲1~3月の答弁などで「検討」を204回▲野党・立憲民主党の「提案路線」中途半端。日本維新の会と国民民主党はそもそも「野党」といえるだろうか▲国会は時間消費の場。「つまらん」舌戦は願い下げだ。
 (私は)この国会を「つまらん」というより「ひどいね」と言いたい。主役は国民ではなく資本主義だ。こんな国会を成立させたのは国民である。この方々を選んだのは、投票した国民であり、また投票を放棄した国民であろう。「議会制民主主義を成立させるためには……」。「つまらん」話になってしまう。2003年はどんな国会だったろうか。自民党民主党による二大政党制の色合いが強くなった時代だったか。
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*画像はWebサイトから拝借。