『#なぞは深まりこそすれ』

『#なぞは深まりこそすれ』<2022年6月12日(日)>
 最近の科学のニュースに『大観小観(220608伊勢新聞)』は思う。小惑星りゅうぐうの砂からアミノ酸などが検出▼ヒッグス粒子が発見され、ブラックホールの撮影に成功。すい星の水の成分が分析され、海の成分と一致せず▼りゅうぐうのアミノ酸を構成する左手型と右手型は同数で、生命のほとんどが左手型であることのなぞ▼ネアンデルタール人と現世人類との交接があったとするDNA分析に驚かされ。▼一つの発見、解明が、複数の問題の存在を明らかにする。宇宙の起源にもつながる生命の誕生に、なぞは深まりこそすれ、一気に解明されることはあるまい▼未知の分野があることの喜びという。日本人の多くは苦手とされる喜びだが、楽しみたい。
 (私たちは)進歩をなんと考えようか。自然の法則を少しずつ解明して行くが、自分たち自身のことはどこまでわかっているのであろうか▼この広大なる宇宙には異次元が多数あり、地球上もパラレルワールドだらけで、なぞのブラックホールが経済成長を飲み込み、不況と物価高を飛ばしている▼科学は人間の罪作りな行動を解き明かせないのか。プーチンブラックホールは今後、更に大きくなるのか。欧米ロはどこまで武器商人を喜ばせ、弱者の命を奪って行くのか。
#小惑星りゅうぐう
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* 画像は22年5月14日の朝日新聞朝刊より。