『#言葉の戦い』

『#言葉の戦い』<2022年3月24日(木)>
 昨日のゼレンスキー大統領の演説に『余録(2203024)』は思う。「この壁を壊しなさい!」、1987年にレーガン米大統領ベルリンの壁で行った演説。それを引用したゼレンスキー氏▲「偉大な語り手」と呼ばれたレーガンは「もし私が俳優でなかったら、うまく大統領をできたかどうかは分からない」と▲ゼレンスキー氏も俳優であった。「力は正義」のプーチン露大統領を向こうに回しての「言葉の戦い」▲レーガンの呼びかけのほか、チャーチルの「海で空で最後まで戦う」、キング師の「私には夢がある」などを引くゼレンスキー氏。▲日本の国会演説では、いち早くウクライナ支援を示した日本に感謝。原発を戦場に変え、核や化学兵器を用いかねぬロシアを非難、国際的な平和維持機構の不備をも訴えた▲「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しよう」という憲法を持つ国民がなすべきことを問うゼレンスキー氏の言葉の戦いだ。
 (私たちの)様々な壁を壊すのは腕力ではなく、言葉であろうか。しかし、言葉だけではロシアの砲弾を直ぐには止められないのが現実である。また、ロシアとの間には見えない壁ができてしまい、その壁の向こうに現状が伝わらない。情報はそれでもロシア内に流れているだろうが、ロシアの多くの人々の耳にも壁を作ったプーチンの力を削ぐドリルはなんだろうか。
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