#ただ一本の草の芽に着目している

『#ただ一本の草の芽に着目している』<2021年12月14日(火)>
 フランスの大統領選に『談話室(211211山形新聞)』は思う。▼▽ゴッホは手紙に記す。「日本美術を研究すると、哲学的で知的な作品に出合う」。なぜなら「ただ一本の草の芽に着目している」から。▼▽時を経て大統領選を来年4月に控えた昨今のフランスでは、日本が別の意味で取り沙汰されているという。▼▽極右評論家エリック・ゼムール氏の発言、「この40年間、移民を拒否してきた日本がモデルだ」。▼▽今月初めの集会では男に飛び掛かられるなど、反発する向きも多い。そんな中で支持が急上昇、マクロン大統領を上回る勢いを示すのが右派野党の女性候補バレリー・ペクレス氏。学生時代に日本語を学び東京にも滞在したという。何かと日本が話題に上る大統領選である。
 (私は)先日、「ゴッホ展」に行ってきた。あまり上手とは言えないこの画家の絵に何故、人は心を惹かれるのか。この絵、好きだが疲れる心。浮世絵は「ただ一本の草の芽に着目している」のか。日本の現実は「草の芽」をどのように扱っているのか。おフランスの大統領選が日本をどのように上手に使うのであろうか。
#ゴッホ
#日本美術
#移民を拒否
#日本がモデル
#ペクレス

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