#学生の気質が変わってきている

『#学生の気質が変わってきている』<2021年12月2日(木)>
 大学コンソーシアムとちぎが主催する「第18回学生&企業研発表会」の審査に参加した『雷鳴抄(211202下野新聞)』の筆者は今の学生を思う。1980年代から90年代にかけ、大学はレジャーランドともやゆされた。全員がそうであったわけではないが、40年近く前の自分を省みると、自信を持って反論できないのが悲しい▼発表会、最終段階まで残った五つの候補は甲乙付け難く、採点に頭を抱えた▼最優秀賞には宇都宮市が推進するネットワーク型コンパクトシティ(NCC)を「すごろくで体験する」が輝いた。小中学生がNCCの利便性を疑似体験できるゲームの開発に取り組む▼かつてのような右肩上がりの時代から、学生の気質が変わってきているのを感じさせる発表だった。それぞれ意欲にあふれた姿が頼もしかった。
 (私も)大学レジャーランド世代。そんな学生を景気が支えていたのだろか。目の前のことに無頓着で、ずっと遠くの夢を見ていたかもしれない。いまの学生たちは、必死であり、現実的な夢を持ち、生きる力があるように思われる。いや、それは目立つ学生多であり、それがすべてではないだろう。困っている学生がいる。社会はその支えにならねばならない。
#大学コンソーシアム
#発表会
#右肩上がり
#すごろく
#意欲

*画像は2014年度「学生サミット」より

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