中国のテロ 豊島区で豪雨 松本サリン センター入試 大学の実力

■中国新疆の警察襲撃。容疑者はウィグル族。(朝日)
■下水道5人流され不明。豊島区、作業中、豪雨で増水。(朝日)
■松本サリン事件の被害者、河野さんの妻死去。14年「頑張ったね」(朝日)
■食料自足率13年ぶり上昇、昨年度、40%に小麦豊作など寄与。(日経)
センター試験で社会・理科の選択肢拡大、2012年度から(読売)
 大学入試センター(本部・東京都目黒区)は5日、2012年度の大学入試センター試験(12年1月実施予定)から、社会科系の「地理歴史」と「公民」を統合して1教科にするほか、6科目を三つに分類していた「理科」のグループ制を廃止すると発表した。
 現在は不可能だった「日本史B」と「地理B」、「物理1」と「地学1」などの組み合わせによる受験が可能になり、受験生にとって受験科目の選択の幅が広がることになる。
■「大学の実力」調査反響(読売)
 「自己評価」の甘さ 批判。先月20、21日に掲載した「大学の実力 教育力向上への取り組み」調査に対する反響が続いている。大学の自己評価に対して厳しい意見が多い。調査結果について「大学のことを考えるいい機会になった」と志望校選びに悩む高校3年生からメールが届いた。
 総合自己評価で「A」を付けた大学の学生は「正直に言って驚いている」。「大学からのテストの日程や補講の連絡が不足し、迷惑を被っている」という実態を知らせるとともに、「出席確認をすませば、すぐに教室を出てしまうような、モラルのない一部学生のため集中できない授業がほとんどだ」と訴えた。
 別の大学の学生は、「予備校と比べて授業の質が低い」とこぼす。「講義に対する教員の意欲が低い。教科書を棒読みし続ける教授もいる。難関大学と呼ばれる大学が、中身で勝負する日が来ることを望む」
 「大学名や偏差値だけの進路指導で大学を選ばせたことを大変後悔している」という保護者は「大学の在り方、若者の在り方で、これからの日本社会も生きるか死ぬかになると思う」と大学の自覚を求め、学生への指導に注文を付けた。
 当事者の大学からは、教育を見直す上で「刺激になった」とする声も多かった。非回答校を列挙すべきだと提案する私大の教員もいた。一方で、大学内の関係者から「誰が回答したか不明なので教えて」「これから回答できないか」といった、理解に苦しむ問い合わせも相次いだ。