『自校の学生をどう支えていくか』

『自校の学生をどう支えていくか』<2018年5月23日(水)>
 「危機管理学部を創設したのが日本大学」であるが「何と皮肉な事態であろうか」と『春秋』(180523)は申す。「このままでは危機管理の教科書に、日大事件が刻まれることになる。『初動では大失敗したけれど、誠意を見せてリカバリーした事例』にかえようと思えばまだ間にあうかもしれない。勇気を振り絞った自校の学生をどう支えていくかという課題も加わった。誤れば、今度は『大学のあり方』の教科書にも載ることになる」。
 (JN) 初動とそこの意識が重要なのだろう。日本大学は巨大であり、これ全体としての行動などとれないのであろう。であれば、それぞれのキャンパスでの速やかな行動がとれないものか。何よりも、学校法人であれば、理事は学生を守ることから始めるべきであろうが、そうではなかった。コメントは他人ごとのように聞こえる。一方、当人だけでなく、在学する学生たちは他人ごとではなくなっている。さて、当局はどうするか。日大の精神はそうなっているのか。まずは、松下村塾に戻って考えてみてはどうだろうか。