#音楽を楽しむ種は

『#音楽を楽しむ種は』<2021年12月1日(水)>
 「群響改革プラン」を『三山春秋(211130上毛新聞社)』は思う。▼日本一の地方オーケストラを目指すという▼成果指標として、日本オーケストラ連盟の正会員25団体の中で、人口100万人当たりの演奏会入場者数を1位にすることを掲げた▼大企業が少なく、民間の支援を受けにくい地方オケは、自主財源の確保は長年の課題だ▼群響は戦後間もない1945年11月に発足した地方オケの草分け。コロナ下で厳しい状況は続くが、団員の最高のパフォーマンスを引き出し、ファンの裾野を広げる改革であってほしい▼「音楽は競争するものではない」。伊勢崎市内で先日、高校の吹奏楽部の発表会を取材した際、顧問のあいさつが胸に響いた。アンサンブルコンテストに出場できない部員も練習成果を発表。舞台上の部員たちの顔は晴れやかだった。音楽を楽しむ種はまかれている。
 (私は)昨年の10月以来、コンサートホールから無沙汰。久々にホールへ行った5月、寡黙に拍手で迎えた。そして、生のオーケストラを聴いているだけで、固まっていたからだが調子良く軽くなり、熱くなった。この間のオケの団員の苦労も伝わってきたというのは大げさだろうか。立ち上がり寡黙に拍手。
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*画像は『和田誠展』(東京オペラシティー)より

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