#浅慮と無責任

『#浅慮と無責任』<2021年8月17日(火)>
 1975年のサイゴンを思い出させる。『余録(210817)』はアフガニスタンを思う。南ベトナム政権が崩壊し、南の大統領宮殿に突入する北の戦車と、沖合の米空母から海に捨てられるヘリの映像だった。▲ほんの1カ月前、アフガニスタンの現況はベトナム戦争時とは比較にならないと胸を張ったのもバイデン氏だ▲衝撃だったのはカブールの大統領執務室を占拠したタリバンの兵士の映像だった。▲あっけない政権崩壊で国外避難を求める人々が空港に殺到、混乱状態が広がる。20年前の旧タリバン政権打倒に始まったアフガン戦争の無残な終幕である▲タリバンは女性の権利への配慮や国際テロの否定など柔軟姿勢を掲げるが、それと相いれない情報も聞こえる。切り捨てるはずのアフガンを米国外交の浅慮と無責任のショーケースに変えたバイデン氏の誤算だ。
 (JN) 1975年、逃げるアメリカ、ベトナム人アメリカの若者の死は何であったのだろうか。テレビのニュースに映る画面を見ながら、若い私はそう思った。多くの人たちがそう思ったことだろう。いま、アフガニスタンの現状を見て、皆さんはどう思うか。兵隊を送り込むより、中村哲さんのような人々を沢山送り込むことができなかったのか。
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