『アルコールの駆け込み注文はいよいよ増えていく』<2021年1月23日(土)>
緊急事態宣言、飲食店のアルコールオーダーストップ時間制限に『春秋(210123)』は先ず戦時中を想う。「古川ロッパに笑えない話･･･帝国ホテルで･･･料理は1人1品。そこで座員を同席させ･･･2人前食べたと･･･人間は制約ができるとかえって欲が強まるらしい。･･･某店では酒類の注文が引っきりなしだ。間もなくオーダーストップとあって、たっぷり頼んでおき、手元に日本酒や焼酎を並べている面々が少なくない･･･外へ出れば閉店間際の店が並ぶなか、ひっそりと、あるいは堂々と『やってます』の居酒屋なども目に入る。だから感染者が減らぬと嘆くべきか、したたかな客と店とに非常時の現実を見るべきか。はるかに遠いはずのロッパの悲哀がよみがえる感覚である。この不条理をまた後の世の人々は、どんな思いで眺めるだろう」。
（ＪＮ） 決められた時間を守れば、酒を飲んで騒いでいいのではない。酒を飲むのが悪いのではない。遅くまで食事をすることが悪いわけでもない。口角泡を飛ばし合っての会話に問題がある。そのことを理解していない。否、わかっていても我慢できないのか。これがなんとも情けない。
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