『新世代グマ』

『新世代グマ』<2020年10月14日(水)>
 新潟県でのクマの出没に『余録(201014)』は現在の人里でのクマの行動を思う。「『lick into shape』という英語の言い回し・・・子どもをうまく育てる、鍛えて一人前にする・・・では、人への警戒心が強いとされていたクマを、人に慣れて恐れないクマに変えたのは誰がどうなめたからだろう。人里近くで活動し、人をよく観察して学習能力も高い「新世代グマ」のことである。・・・専門家はかつての常識では考えられない動きをみせる新世代グマの増加も要因と指摘する。里山の人が減り、人里で放置された柿や栗をエサとするクマが行動範囲を広げるのは成り行きだろう。なめるつもりはなくとも、自然の摂理に目をむけるいとまのない人間の作り出すクマの新世代である」。
 (JN) クマも生きて行くために必死である。クマは、得た情報を体で覚えて人里に現れ、食料を獲得するのであろう。もし、クマに知恵があれば、人を襲うことなく、共存を考えるだろう。でも、人間も大して変わらない。他者を脅かしたり、殺したりして生き抜こうとしている。知恵を共有する方法はないものか。
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