『買い物の戦いが続く』

『買い物の戦いが続く』<2020年3月27日(金)>
 「きのう、都内のスーパーはちょっとしたパニックだった」、そして「かえってリスクを高めたようにみえる」と『春秋(200327)』は言う。「つい見比べてしまうのは、隣の台湾である。・・・蔡英文政権は早々と市民が1週間に購入できるマスクの数を制限し、小売価格は固定した。さらにマスクの増産・・・。一方で水際対策なども迅速で、感染拡大を抑えている。震源地となった中国大陸では、共産党政権が強権的な手法で新型ウイルスを湖北省にほぼ封じ込めたようにみえる。対して深刻なのは欧州や米国である。そのため『独裁的な体制は民主主義より感染症に強い』といった声さえ一部で出ている。台湾はそうした議論に対する鮮やかな反証といえよう。学ぶべきところは多い」。
 (JN) 商品の売買で商品価値を変化させる資本主義、政権指導者と庶民の能力と行動が商品価値に影響し、品不足と値段高騰が生じる。政策を発信する前にその庶民の行動を考え、発信内容やその影響下の商品への対応を取れないとパニックになる。人込みを作るなと言っても、人が集まるような愚かなことがなぜ起きるのか、考えてもらいたい。強権的な政権による強制的政策は決して良いことではない。従って、様々な商品の価値の動きの先を見て、見えぬ相手に対応せねばならない。そうしないと、一番手、そして二番手、更に・・・買い物の戦いが続く。
#蔡英文政権の対応に学ぶ
#都内のスーパーはちょっとしたパニック
#て深刻なのは欧州や米国

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