『安心を与えてくれるモノへの執着は幼児だけではない』

『安心を与えてくれるモノへの執着は幼児だけではない』<2020年3月28日(土)>
 小池百合子知事が週末の会見から、首都圏のスーパーで起こった買いだめ騒ぎを『余録(200328)』は、「ピーナッツ」の「ライナスの毛布」と言う。「安心を与えてくれるモノへの執着は幼児だけではない。新型コロナウイルスの恐怖が心にわだかまる中、いつも通りの平穏な暮らしを支えてくれる日用品や食料を買いだめしたくなる衝動も、一種の『安心の毛布』心理かもしれない・・・日用必需品を求める人々が列をなし、一部商品の品薄をもたらした・・・過剰な買いだめは商品流通を混乱させ、結局は安心どころか社会の不安をどんどんふくらませていく。・・・ここは正確な情報と冷静な思慮という大人の「安心の毛布」を手放さぬよう心したい」。
 (JN) ピーナッツのだれが毛布を持っていたか、わからないが、心の支えとして、これはというものを持っていると安心である。特に日常品はなくては困ると焦るでしょう。でも、皆が競って買い漁ることをしなければ品薄にならないし、価格の高騰も起きないであろうに、何とも嘆かわしい我々である。スーパーに人が集中すれば、そこからの多数の感染の可能性も出ることを忘れてしまう。負けないぞと、ラッシュの中を突進である。どうか、皆さま、ご冷静に活動の自粛をお願いします。
#買いだめの衝動
#大人の安心毛布

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