『ONE TEAM(ワンチーム)』

『ONE TEAM(ワンチーム)』<2019年12月3日(火)>
 「新語・流行語大賞」の年間大賞に今年は「ONE TEAM」が選ばれた。これについて『筆洗(191203)』は語る。「作詞家、阿久悠さん・・・『歌は時代とのキャッチボール。時代の中の隠れた飢餓に命中することが、ヒットではなかろうか』・・・息の合った、『ONE TEAM』はどんな日本の『飢餓』に答えたのか。おそらく『ONE TEAM』ではない日本の現状と関係があるのだろう。分断や格差を持ち出すまでもなく、なにかにつけ、意見が対立し、いがみ合う時代である。協調、協力、一丸。そうしたものへの飢餓が『流行』の背景なのかと想像すれば少々寂しくもなる」。
 (JN) 「ONE TEAM」、ここに様々な思いが込められているであろう。私たちは、海外からの助っ人の方々と共にワールドカップは在った。私たちは飢えていた。警戒し疑うことばかりの中で、知らぬものが知らぬスポーツチームを一心不乱に一緒になって応援する。俄ファンばかり、これがまた良かったのか。とにかく、楽しめた試合であった。また海外から来る応援団は、これまでの旅行客とも違っていたかもしれない。ラグビー場全体がワンチーム、否、これを観戦している人々皆がワンチームであったのではないか。
#時代の中の隠れた飢餓
#ONE TEAM

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