『指示をAIから受ける毎日が、さほど遠くないのかもしれない』

『指示をAIから受ける毎日が、さほど遠くないのかもしれない』<2019年11月16日(土)>
 「脈拍などを測定する腕時計型端末のメーカーを、グーグルが21億ドルで買収すると発表した」。『春秋(191116)』はこれからフレドリック・ブラウンの短編小説『回答』を思い出す。AIは人の質問「神はいますか」に対して「はい。まさにいま神はいます」。「AIが人類を支配し始める瞬間・・・検索サービスに強い巨人が本格参入する構図である。・・・データ寡占を懸念する声もある。・・・いずれウエアラブル端末も必需品か、と予感する。「すぐ運動してください」「3時間のうちにあと4000歩どうぞ」「今日はお酒を控えなさい」「タバコはいけません」。そんな指示をAIから受ける毎日が、さほど遠くないのかもしれない」。
 (JN) 便利になるとことは、自分で苦労して行うことが少なくなることであり、それは自由を失っていくことである。私たちは、未来を常に自分で予想し、それへの対処を自分で行っていることで、自由を獲得している。ところがその予測を自分で苦労して考えなくても済む便利な世の中になった。AIは更にそれを推し進め、人類の自由を奪うのである。さて、既にお父さんたちは、TM(妻)の指示を受けている毎日で、行動を縛られている。今度はAIの指示を受けるのか。どっちにしても厳しい。選択の自由はない。気が利く仲間のAIロボットは生まれることなく、我々がAIの指示に従う強制労働者のロボットになるのか。
#検索サービスに強い巨人
#まさにいま神はいます
#指示をAIから受ける毎日

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