『不安とは実のところ、人間が己について、十分に知らない・・・』

『不安とは実のところ、人間が己について、十分に知らないことが源かもしれない』
 「。人工知能(AI)が世界有数の囲碁棋士に勝ち、入試問題を解き、小説を書いたと聞き、『2001年宇宙の旅』と『火の鳥 復活編』を思い浮かべた」と、「春秋」(日経/2016/3/25)の筆者。そして、「うっすらとした不安が兆すのは、その発達が果たして人類に明るい未来を約束するものなのか、見通せないからだ。AIをよき伴走者とするためには、人間の心身や社会に関し、より深い知見が必要になる。不安とは実のところ、人間が己について、十分に知らないことが源かもしれない」と。
 人類の発展にとって、AIやロボットの発展が欠かせないのか。世の中すべてが日本のように労働力不足になるかはわからないが、人が多く生まれなければ、労働力は不足する。それを補いことが大事なことであるのかもしれない。また、危険な仕事は人間からロボットに移って行くのであろう。それはありがたいことであるが、その一つに戦争がある。これは大きな不安材料である。悪魔の手は、様々なものを生み出す。戦争兵器はどのように変化して行くのか、それはどこまで人間が考え、その後は勝手に発展して行くのか、謎で不安ある。(JN)