『ツキノワグマによる人的被害はすでに昨年度1年間の2・5倍』

ツキノワグマによる人的被害はすでに昨年度1年間の2・5倍』<2019年11月12日(火)>

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 山中のブナの実などの凶作でクマが人里に現れて柿木を登る。『余録』(191112)はこの状況を考える。「冬眠前のクマが人里の柿に目を向けるのも成り行きで、今季は市街地での出没も目立つという。住民の過疎化や高齢化で実った柿を放置せざるをえぬ地域では、市民団体と連携して収穫や伐採などに取り組む自治体も出てきた『富士見ゆる村の寧(やす)しや木守柿 角川源義(かどかわ・げんぎ)』。昔は自然の中の暮らしの安寧(あんねい)の願いを託された家々の柿の木だが、その伐採が迫られる今日である。ずいぶん遠くへ来たものだと教えてくれるクマたちの乱だ」。
 (JN) クマが自宅の柿木に登っていたら、嘸かし吃驚するだろう。彼らはなぜに人里へやって来るのだろう。餌を探しに来るのはわかるが、その原因は何にあろうか。様々な現象が起因しているが、その出どころは全て人間の行ったことがこの現状を生じさせている。クマさんだけでなく、サルさん、キツネさん、タヌキさん等々。申し訳ございません。カキの実をどうぞ持って行ってください。小鳥さんの分は少し残してね。それから、そっと来てそっと帰ってください。私たちは臆病で、直ぐに鉄砲を出してきます。本当は話し合いで解決せねばならないでしょうが、人間は排他的であることをお許しください。
#過疎化
#柿木
#クマの出没