『権力者は古今を問わず、民草の顔をしかと見極めたいらしい』

『権力者は古今を問わず、民草の顔をしかと見極めたいらしい』<2019年10月9日(水)>
 「江戸時代は人相書きが犯罪者の指名手配書だった。」「やがて近代に入って写真が普及し、当局による『顔』の追跡も一変した」。『春秋』(191009)は、香港政府の覆面禁止法施行を考える。「いま中国では顔認証システムが犯罪取り締まり・・・13億の国民を顔で特定し、監視するハイテク社会の到来である。・・・・・・一歩間違えば、プライバシーも人権も忘れ去られるに違いない。香港の現状はそんな不安を募らせるのだ。ちなみに人相書きに頼っていた江戸の昔にも、幕府はたびたび覆面禁止令を出したという。権力者は古今を問わず、民草の顔をしかと見極めたいらしい」。
 (JN) 香港はずっと英国領として、栄えてきた地であるから、自由の精神が本土より身についている。少しで、自由な世界の中で暮らせば、管理されることの窮屈さには真っ平御免であろう。当局は、国家の安全のためにと強硬にデモ隊を潰そうとする。一体何を守るために管理を強化してゆくのか。法律を強化して、治安を守ることは、中国共産党のためであろう。権力を守るために、押さえつける。中国はそうしないと、崩れるような国家なのか。いつ、本土から人民軍がやってこようか。それとも、香港政府自信で道筋を見出すのか。とにかく、法律に従わずとも、マスクを必要としない香港にして欲しい。
#人相書き
#覆面禁止法
#顔真似

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