『孔子曰く「食を足し、兵を足し、民これを信ず」』

孔子曰く「食を足し、兵を足し、民これを信ず」』<2019年11月26日(火)>
 香港の区議選の投票率が70%を超えた、これを『余録(191126)』は思う。孔子は『食を足し、兵を足し、民これを信ず』と述べ、そして『信なくば立たず』と述べた。「今回の香港の選挙で噴き出たのは、現在の統治への予想を上回る民の不信だった。・・・前例のない投票行動は、若者の抗議に自らの未来を重ね合わせた人々が統治に抱いた不信の表れだろう。経済(食)や治安(兵)の安定が重要でないわけはないが、まずは民主(信)を求めた香港市民である。当面の混乱収拾策も、示された民意を差し置いて成り立たないのは古代の聖人に聞くまでもない」。
 (JN) 力で国民を抑え込む政治は矛盾があるから、反発があり、抑え込んでいる。これでは矛盾が解決されない。互いの信用が無ければ、無駄なエネルギーで抑え込む必要がある。人の心も、お金も、信用があってのつながりであり、流通である。香港は強大な恐怖国家の中に入ってしまうのか、2制度が成り立って行くのか。あるいは香港の前進が中国の前進に火をつけるか。兵で押さえつけて静まらせるのか。立法において、何かを起こすことができるのか。
#香港
#信なくば立たず

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