『壁や床にカビが浮いてきた』

『壁や床にカビが浮いてきた』<2019年9月21日(土)>
 「JR内房線の浜野駅(千葉市)を過ぎた辺りから、車窓の向こうにブルーシートをかぶった民家がぽつぽつ見える」。『春秋』(190921)はこの現状を思う。「漁港に近い住宅地で、割れた屋根瓦やガラスを片付けていた女性は、『壁や床にカビが浮いてきた』と疲れ切った様子だった。千葉県の自治体は、多様性に富む。65歳以上の高齢化率をみると、・・・鋸南町は46.8%。・・・お年寄りへの目配りが欠かせない。きょうからの3連休。風雨への備えで、さらなる人手が要るだろう。・・・経験豊富な人材を生かす手立てはないものか。知恵を絞りたいところだ」。
 (JN) こういう現状を見聞きしながら何もしない自分がここにいる。口やペンだけ動かす者は、こういう時に何の役にも立たない。情けない。でも、何かできることがないものだろうか。そんなこと考えながら、職場の廊下を歩いていると、鋸南町出身のMさんに遭遇する。「帰らないのかい」と私が声をかけると、「明日も仕事です」という。「仕事はMさんでなくともできるだろう。何とかしたら」と申す程度。弱いな。鋸南町等被害の大きい地域の親を持つ者がいたら、直ぐに帰省させよう。職場のみんなはそう思わないのか。仕事は、みんなでカバーできるだろう。上司や身近な人が声をかけよう。今日や明日だけでない。早く、帰省させよう。渡せるものは何だろう。
#高齢化
#人手

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