『夏休みはまだ9日。大人のまねをせず、一歩ずつ進もうよ』

『夏休みはまだ9日。大人のまねをせず、一歩ずつ進もうよ』<2018年8月25日(土)>
 今年の新学期は9月3日がスタートか。夏休みが2日多い。『春秋』(180825)は夏休みを先送りしてきた子供たちに言う。「『最後の2日で親も交え、バタバタと仕上げるのかなぁ』。・・・毎日コツコツできないものか、と苦言が口をつくが、結局『子は大人の鏡』。そのまま矢のように返ってくる。着実に進めていれば、の一節は日本が直面する重い課題の枕ことばでもあろう。少子高齢化は一刻も早く食い止めねばならないし、将来を見据えた財政の再建も急務だ。・・・きょうを含め、夏休みはまだ9日。大人のまねをせず、一歩ずつ進もうよ」。
 (JN) 「仕事は溜めず、毎日コツコツ積み重ねていこう」。日々反省の合言葉である。計画立ててきちんとやっていこう。いつからそう言われ、そうできず、反省を繰り返していたか。8月20日過ぎてもまだ大丈夫、25日になると再度計画を立てる。31日で終了の計画であるが、それに着手するのに時間がかかり、家族に迷惑をかけることとなる。我が子も似たようであったか、お手伝いをすることがあった。しかし、手伝いに力が入りすぎて、「そんな時間はない」と嫌われることにもなる。このような子供頃の自分や親となった自分、いずれも先送りをしてしまっている。社会も様々、大事なことを先送りし、未来に期待をする。夏休みの宿題のように期限が見えていても先送りする。では期限の見えない問題はどうすればよろしいか。考えているだけでは一歩も進まない。とにかく始めよう。