『一斉型サマータイム廃止を求める声』

『一斉型サマータイム廃止を求める声』<2018年8月26日(日)>
 「ある欧州駐在経験者は『夕刻以降も明るいこの季節が大好きだった』とブログに記す。ただし『もともと日が長く湿気が少なく、夏休みも長い欧州だからこそ1時間の変更が効果的だったのでは』と分析。日本は別だとみる」と『春秋』(180826)。サマータイムより、「自分で出退勤時刻を決めるフレックスタイムなら早出も早退も自由だ。・・・導入済み企業は日本の4%に対し、英国やスウェーデンは5割。デンマークは9割を超え、一斉型サマータイム廃止を求める声を後押ししたとも。夏だけの時を決めるのは国か個人か。そんな視点も議論に入れたい」。
 (JN) 広末涼子演じる民宿の娘が「夏のある国に生まれて、私は幸せだと思う」と言ったそうだが、私もそう思う。でもそれは、高原や海へ行く夏休みのことである。普通の生活に戻れば、ただ暑い夏は遠慮したい。またお休みも皆さん一斉で、移動も暑苦しい。もうそろそろ、一斉にみんな一緒にというのを終わりにできないであろうか。これは、不平等の根源である。人それぞれ違った顔があるようにそれぞれ心身が異なる。個人や社会それぞれ異なるのに、全てに条件に同じ枠を押し付けることを止めたい。大体、東京で一番熱い時期になぜ、オリンピックをする必要があるのか。そのためになぜ、われわれの生活時間を変えねばならないのか。この時期、湿気たっぷりで、雨は降るし、台風だって来る。さて、今後もオリンピック運営のために、思い付きで世間を楽しましてくれようか。とにかく一斉主義は止めましょう。