中高一貫校の学力差 家電量販店の競争

  • (日経/春秋)大正初期では大卒者が少なく財閥も学生確保は楽でなかった。そこで安田財閥は中卒者を「練習生」として採り、自前で育てる制度を設けた。1年間、昼は安田銀行などで仕事を覚え、夜は約3時間、法律、経済や英語などを学んだ。毎年20〜30人ほどが巣立ち安田系の企業に送り込まれた。1907年の始まったこの制度は、大学生が増えて13年後に廃止されたが、銀行業界の大学新卒者の研修が広まるきっかけになった。いま多くの企業が海外事業を伸ばそうと、社員の英語力向上に力を入れている。日本には人を育て組織の力を高めてきた長い歴史がある。自信を持って取り組みたい。
  • (日経/社説)◆国を開き道を拓く?、技術の囲い込み排し世界市場を目指せ。
  • (朝日/社説)◆中国と向き合う、異質論を超えて道を開け。隣国を改めて学ぶ。国益の変化に注目。ネット世論を使う。
  • (日経)中高一貫校、学力差に苦慮、公立・私立の7割「課題」、文科省調査。
  • (朝日)もう家電だけでは。量販店、爪切りも車も。