『半ば予想された展開ながら隔靴掻痒の極みだった。・・・』

『半ば予想された展開ながら隔靴掻痒の極みだった。眺めていて、ため息しか出ない』<2018年3月28日(水)>
 「いい土地ですから、前に進めてください」。『春秋』(180328)は、この森友、文書改ざんについて思う。「土地売却交渉は佐川さんの就任前の話なのだが、ここでも政治サイドの影響はなかったはず、の一点張りだった。巧みに言葉を使い分けたつもりかもしれないが、かえって不自然さが浮かびもする。およそ土地には、記憶を宿す「ゲニウス・ロキ」(地霊)が付いているという。くだんの小学校は開校寸前でストップがかかり、昨年来、野ざらしになったままだ。顧みられることもない地霊を呼び出し、森友の土地をめぐる真実を聞いてみたいものである。いや、その前にこの世の人々にもっと語ってもらわねばならぬ」。
 (JN) 皆、今日は森友だ。この問題、無駄に長引かせてどうするのであろうか。大体、関係者は何のために改ざんをせねばならなかったのか。これを明確にしてほしいが、誰がそれを拒み、誰がそれをできるのか。大体、証人喚問の役者たちは、バラバラに劇ををしているのではないか。立場違い、それぞれの考えが違っても、国会は国民のためにあるはずだが、どうも違う。自己保身のためか、党のためか、自己アピールのためなのか、定まらない喚問である。そして、質問のたびに「訴追の恐れ」という幽霊に邪魔されてしまう。いや、出演者たちが幽霊か。これだけの愚かなありさまを国民はどうとらえようか。三権の在り方は、どうすればよいのか、国民がきちんと理解しなければ、今後も、問題は繰り返されるのであろう。水木さん、この幽霊たちを何とかしてちょうだい。