『「竹」は日本人にとってとても身近な植物だ』

「竹」は日本人にとってとても身近な植物だ』<2019年9月30日(月)>
 「ニューヨーク有数のコレクター、アビー夫妻が収集した作品70点以上を紹介する『竹工芸名品展』が全国を巡回中だ」と『春秋』(190930)は伝える。そして「メトロポリタン美術館に寄贈される際のお披露目展には、47万人以上がおし寄せた。戦前の名品から現代のオブジェまで。繊細で柔軟な竹ひごの特性を生かして編みあげた美しい品が並んでいる。・・・『シンプルな素材を切って割って編むだけ。そうして生まれる造形の不思議に魅了される』とメトロポリタンのモニカ・ビンチク学芸員は言う。外国での高い評価は職人の技に加え、質の高い材料あってのことだ」。
 (JN) 住居が駅近く集合住宅ゆえ、周りはビルだらけで、木々の緑や土との接触がない。家の中もプラスティックだらけである。竹製のものは何だろうか。なかなか出てこない。昔はカゴは竹のものが多くあった。おしぼり置きが竹で編んでたかな、プラスティックである。ゴミ籠もプラスティック。竹製の椅子はどうしたろうか。行李ももちろんない。そんな無味乾燥な我が家である。そろそろ木造の我が家に戻れば、竹製品があるだろうか。否、もうプラスティックから逃れることができないだろうか。先ずは、「竹工芸名品展」を見て日本を思い出そう。
#アビー夫妻
#職人の技
#『竹工芸名品展』

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