『生活や文化が違っても、つながることができる』

『生活や文化が違っても、つながることができる』<2018年2月13日(火)>
 静岡文化芸術大の学生たちが「7人で『HANDS』という組織をつくり、中古の鍵盤ハーモニカ約60台をダバオの公立小など3校に寄贈。現地を訪れて演奏の仕方を教え、帰国後、インターネット電話を使ってダバオと浜松の学校の合同演奏会を開いた」。『春秋』(180213)はこの活動を紹介する。「こうした草の根の活動による結びつきが発展し、2つの地域は介護人材の育成でも協力することになった。いま外国人技能実習制度は現実には安い労働力の調達手段となり、途上国への貢献という本来の目的は置き去りにされがちだ。『技能実習本来の形をつくる』狙いもある。音楽から始まった民間交流が果実を生むことを期待したい」。
 (JN) 日本が世界に貢献するために、身近な国ともっと付き合うべきであろう。特に、若者同士で互いを支援できるようになりたい。静岡文化芸術大学のように、各大学、広告費を削って、学生の交流費を捻出したい。また、地域やOGOBからの寄付を募り、体験学習を積極的にできないであろうか。特に、経済的にゆとりのない学生はアルバイトに時間が取られて、体験学習の機会を得られない。海外体験ができなくとも、向こうからやってくる若者との交流も良い。介護を一緒に体験するも良い。人と人とがつながる。大学の巨大化するスポーツ広告より、こういった各学生への機会を与える事へ皆が目を向けることが必要である。短期的で派手な効果を狙った行動から、個々の学生を活かす地道な教育を行なうべきではないですか。