『世界中の投資家をあぜんとさせた東京市場のブラックアウト』

『世界中の投資家をあぜんとさせた東京市場のブラックアウト』<2020年10月2日(金)>
 本日の各紙のコラムの話題はやはり東証のシステム障害。これについて『筆洗』は「電子取引が導入される昭和の時代、立会場などの人々が『相場形成には人間の判断力が不可欠だ』などと反発したことがあるが、的外れでなかったかもしれない」と。『余録』は「コロナ禍ですっかり露見した日本社会のデジタル化のお粗末だが、金融の基幹システムにしてこれでは嘆息せざるをえない」と。『天声人語』は「1千分の1秒という高速で取引がなされる最先端の仕組みも形無しだ」と。『春秋』は「値が表示されない株価ボードの暗黒は、東京市場の信頼失態の暗雲と重なる」と。
 (JN) バックアップシステムは何のためにあったのか。これまでも、トラブルはあったようだが、その経験は活かされていたのだろうか。前代未聞のお粗末この上ないこの現実、庶民はなんと思えば良いのか。庶民は自分の生活だけで手いっぱいだが、電子システムのこんな落とし穴がそこら中にあることは覚悟していなければならない。
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