『警備や規制で忍耐を強い、税金も費消する、いわば・・・・』

『警備や規制で忍耐を強い、税金も費消する、いわば壮大な接待ゴルフである』〈2017年11月2日(木)〉
 いよいよ、トランプ米大統領がやってくる。『天声人語』(171102)はその大統領の政治かとしての行動とともに、ゴルフもいかがなものかと。「態度は下品である。OKパットやマリガンは日常茶飯事、ボールの位置も平気でずらす。さもありなんという気がする」。そして、「信頼を培う狙いはわからなくもないが、芝の上と会談の場は違う。沖縄の基地、北朝鮮、温暖化。案件によっては独仏首脳並みに直言もせねばなるまい。大国相手とはいえ、横紙破りや無理難題を言われてOKパット、マリガンをのむようでは報われない。どうしてもコースに出ると言うなら、国難解消の実を見せてほしい」。
 (JN) 残念ながら我が国はまだ米国の植民地であり、我が首相はそのことを十分理解しており、米大統領の接待に必死である。しかし、「ナイスショット」「OK」お愛想ばかりで、国際問題についての話などはコース内では出ないのであろうか。ただ只管ヨイショであろうか。「ホールインワンをしたら沖縄から出てってもらいえないかな」、「勝ったら横田を東京に返してくれないかな」、なんてけしからぬことは言えないでしょうね。いっそゴルフ中継をしてはどうであろうか。ゴルフの腕前より、人間としてどうであるかを見たいものである。冗談はさておき、折角のゴルフであるから、プレーとともに会話を楽しんでもらいたい。そう、政治家だから共和体制とはどういうものか、ジョークを交えて闘ってはいかがか。