『「鉄」学の道は奥深い』

『「鉄」学の道は奥深い』<2017年10月15日(日)>
 「鉄道には何か『宿るもの』があります。だから『きかんしゃトーマス』など擬人化されることも多い」。『余録』(1710159)は、福山市立大准教授の弘田陽介さん『子どもはなぜ電車が好きなのか』(冬弓舎)を紹介する。「お金がない求職中、「電車でも見に行こうか」と子どもと出かけ、飽きずにながめる姿を不思議に思って本にした。鉄道は町と町を結び、人と人をつないでいる。走る姿は人々をワクワクさせ、想像力をかきたててきた。出会いや別れも、ともにある。『鉄』学の道は奥深い」のであると。
 (JN) 昨日は「原鉄道模型博物館」へ行ってきた。そして、Sトレインに乗り、4つの線を愉しむ。地下を走る時はじっと我慢であるが、東京と神奈川の街並みを愉しむ。今度は「自由が丘」へ来ようかなどと考えていると、一般電車とそれほど代わり映えのしない急行列車のようで、慌てて乗り込んだ人が戸惑う。車掌さんに座席指定料金を渋々払う。気が付くと横浜だ。博物館では、ジオラマにワクワクした。いい歳してであるが、飽きないのである。老若男女が食い入るように、視線を落としたり上げたり、それを繰り返す。それぞれにある世界に入り込むのである。ヨーロッパの列車も良いな。展示物を見れば、日の出号のプレートだ。中学生のころを思い出す。「鉄」学の道は様々だ。昨日は「鉄道の日」であった。