『イバンカ・ブランドの服を作るインドネシアの工場では、女性労働者への虐待が横行しているという』<2017年7月20日(木)>
「いま、米国は『メード・イン・アメリカ・ウイーク』の最中だ」と、『筆洗』(170720)はトランプのアメリカを思う。「米国の製造業を復活させるということは、富の復活だけではないのです。私たちのプライドをも復活させるのです」と大統領は言うが、「汗を流して働く人々のプライドには、関心がないのだろう。私たちが手にする格安の電化製品や衣服の陰にも、低賃金での過酷な労働が潜んでいるのではないか。そんな疑問から目をそらしたまま、トランプ一家の偽善を笑うわけにはいかぬ」と。
(JN) 単純な二つのことは、そんなに単純なのか。自国の製品は高いし、質はどうなのか。雇用を米国人だけにした場合の人件費は嵩まないのか。米国人の中で、低賃金者を作り出し、低コストの商品を作り出して、米国人が購入するようにするのか。他国と比較優位でバランスよくやらねばならないはずだ。素人でもおかしいと思う。でも、理路整然としないが、トランプのいう通りだ「そうだ」と、感情に訴えるのであろうか。私たちは、いとも容易く感情コントロールがされてしまうのか。考えない人たちは、食べていければいい。隣が不幸ならうちは幸せだ。所詮、一般市民はプライド関係なく、それでも生きていける。それでいいのか。皆で考えようよ。