『「幽霊」は首相官邸の周辺をさまよい続ける』

『「幽霊」は首相官邸の周辺をさまよい続ける』<2017年5月22日(月)>
 日本の中心地で幽霊が出没していると「筆洗」(170522)は、加計学園の問題をそう表現する。「政府の説明は『そんな文書は存在しない』のみ。それは説明や証明とはほど遠く、『幽霊はいない』」と根拠もなく力説しているにすぎない。不十分な調査で幕引きを図る動きもある。かくて、『幽霊』は首相官邸の周辺をさまよい続ける。それは政府の望むところでもあるまいに」と。
 (JN) 幽霊は人間が作り出すので、人間のいるところに出没する。19世紀から20世紀は、ヨーロッパで幽霊が出没していたようだが、今は日本で出没しているのか。ヨーロッパの幽霊はロシア革命を導いたが、日本での今の幽霊は何を齎すであろうか。不毛な議論ばかりか。幽霊は逃げると追いかけてくる。いつまでも追いかけっこをしていないで、正面で向き合って追い払ってみよ。