『計画の一時停止』

『計画の一時停止』<2020年6月17日(水)>
 各紙、本日は迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の計画停止を話題にしている。『春秋』は「腑に落ちないのは、その経緯がひどく曖昧なことだ。候補地の住民ならずとも、聞きたいことは山ほどある。ところが肝心の国会はきょう閉幕」と。『余録』は骨董商に譬えて「総額4500億円超、陸上配備型の迎撃ミサイルシステム『イージス・アショア』なる珍品の『粗見』である」と。『筆洗』は古道具屋の振り子の無い振り子時計お話、「当初の見立てでは五千億円以上。ブースター問題を改善しようとすれば、さらに数千億円がかかる。米国の商売人の言いなりだった政府もようやく、その商品の購入は『合理的ではない』と気付いたようだ。無論、気付いてよかったで済まされる話ではない」のである。
 (JN) 借金だらけの財政で、善くも無駄をしているものである。お金と時間をどう取り戻そうか。しかし、大臣を初め首相の命を受けた政務の責任者たちは何をしているのか。また、店を閉める寸前に、謝ってどうするの。この如何様品をつかました相手と今後どうするの。日本の防衛とは何なのか。計画一時停止で、全てを終わらすのであろうか。国会が閉じれば、とりあえず自分たちの防衛はできるが、それでよろしいか。
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#『イージス・アショア』なる珍品
#米国の商売人の言いなり

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