『ヘイトスピーチ、具体例は自治体の要請で作成したと・・・』

ヘイトスピーチ、具体例は自治体の要請で作成したと聞くが、こんなことを国が例示しなければならないこと自体、寂しい』<2017年2月8日(水)>
 「○○人は殺せ」「○○人は海に投げ入れろ」「この町から出て行け」。「筆洗」(170208)は「法務省ヘイトスピーチ防止で例示した不当な差別的言動の具体例」について物申す。「具体例は自治体の要請で作成したと聞くが、こんなことを国が例示しなければならないこと自体、寂しい。教えられるまでもなく、言われる立場となって、言われたくない差別的な言葉を想像すれば、何を言ってはならないかの見当はつくだろう。」
 (JN) 社会を構成する者の共通認識が希薄で、道徳や倫理についての意識が乏しいと法律で定めなければならない。しかも、理解力の足りない民には、具体れを示さねばならない。日本はそんな国なのか。そんな国民で構成されているから、そうせざるを得ないのだろう。しかし、私たちの全てがそんな愚かではないだろう。ではなぜだろう。これは、私たちが少数派いじめを見て見ぬふりをするし、多数派の陰に隠れてしまう弱きハートの持ち主であるから、御国がこれはよろしくありませんとせねばならないのだろうか。どうなのでしょう。