『台風10号、「天気図」を見て、どう打ち返すか、身構える。』

<2016年8月28日(日)>
『台風10号、「天気図」を見て、どう打ち返すか、身構える。』

 「たいがいの台風は偏西風の影響を受け、日本列島に向かって北東に進路を取る。右投手が投げたシュートボールの動きだが、10号は魔球のようである」。「筆洗」(東京新聞/16/8/28)は台風10号を野球漫画の「魔球」に準える。「不思議な変化や回転に打者は手も足もでない。あの魔球さえ投げることができたら。当時の少年たちはそんな夢を見た。あの手の野球漫画でいえば、どんなに不思議な魔球といえども、ライバル打者の不断の研究と対策によって、だいたいは打ち砕かれたものである。今後の進路に注意し、備えたい。」

 「星よ!」、マウンドの土は舞い上がり、燃え上がる目、熱気漂う中、また来週。「球」が星の手を離れて花形の待つホームベースに来るまでに一週間を要した。今年の台風10号は、命名されてから関東接近までに一週間になるだろうか、どのようになるのか。我々は、どう対応すればよいのか、予測のつかない現象があるのか。花形の言葉、「ぼくはひとたび打席に立てば徹底的にきびしくつめたくずるくさえなるぞ。それが勝負の道だ」。台風を甘く見るな徹底的にやるべきとをしないとならない。地域により、そこに応じた厳しい対応を願う。犠牲者を出してはならない。(JN)