『熊本市の水前寺成趣園の池も干上がった』

熊本市水前寺成趣園の池も干上がった』
 「電気はついても水なしでは家に戻れない」。「天声人語」(朝日/16/4/24)は、熊本の地下水の変化から自然の力を思う。「湧水群に、地震で異変が起きた。ある水源は枯れ、別の水源は白濁した。『一夜で水脈が変わるとは』と消防団員。科学の力をもってしても、前震、本震、余震の順番さえつかめなかった。黙々と白煙を吐く阿蘇の峰を見ながら、人知の無力さに立ちすくむ思いがする。」
 地球は青かった。私たちの住む地球は、水の惑星である。この水のお陰で私たちは存在している。熊本は水の国、地下から豊富に水が得られた。水を有効に利用するために、様々な努力をしてきたが、自然の力で変化する。その姿が見えない地中の中はどうなっているのか。改めて、その変化を感じ、対策の必要性を痛感する。(JN)