『歌手の平原綾香さんは、野球選手がコンダラという』

『歌手の平原綾香さんは、野球選手がコンダラという』
 歌詞について、良く聞き間違えというか思い込みがある。毎日新聞「余録」(2015年09月13日)は、「自民党歌『われら』の『われらの自由』を、自分たちが好き勝手に振る舞える自由と勘違いしてはいないだろうか、と心配になる」と。「平原綾香さんは、野球選手がコンダラという器具で体を鍛えていると思っていた。向田邦子さんは、『荒城の月』の『めぐる盃 かげさして』をなぜか『眠る盃』と歌ってしまう。童謡『赤い靴』の『異人さんに連れられて』が『いい爺さん』に聞こえたり、唱歌『ふるさと』の『兎追いし』を『うさぎ美味し』と覚えていたり……。中川李枝子さんは『欲しがりません 勝つまでは』の戦時標語を『星が出ません 勝つまでは』と勘違いしていた。自民党歌『われら』は、一色に染まらず、誰もが自由に意見を言える国へ。歌の本旨はそこにあるはずだ。国会の最終盤が近づく。自民党議員は虚心に党歌を聴いた方がいい。」
 思い込みでは、やはり「うさぎ美味し」であろうか、恥ずかしながら結構長くそう思っていました。また皆さんはどうか、私は4時間目の音楽の時間では、「静かな湖畔」が「汁かなご飯の盛の・・・・・」と歌った。耳のいい音楽の先生は「名取さん」とズバリ当てました。また、今でも元気づけてくれる詩、「トトロの散歩の歌」である。「歩こう。歩こう。私は元気。」が、帰宅途中で「アルコール。アルコール。私は元気。アルコール大好き。どんどん行こう。・・・・・」。種々様々、個人が勘違いするのは自由だが、自民党には、「われらの国に/われらは生きて/われらは創る/われらの自由」の趣旨を理解いただきたい。(JN)