出光流の我慢の経営も新鮮だ

  • (JN)経営が苦境に陥ったら早めに人を減らし、会社も従業員も再出発した方が互いのためとなるが、出光の「大家族主義」、将来に備え人材をつなぎ留める経営もまた一つの考え方であろう。経営者は、コストや減らす人数の計算ばかりして、雇用を守る創意も工夫もないなら寂しい限りである。それも、その状況に陥る前から家族である従業員を大切にしているのか否か。とにかく、人材は簡単には養成できないし、人を資本は生むことはできないのである。(日経/春秋 2012/9/1付について)

http://www.nikkei.com/article/DGXDZO45624000R00C12A9MM8000/