列島猛暑 保護者調査 博士浪人 なだ万

■列島猛暑、4地点で38度以上。多治見、揖斐川、大垣、東海。(日経)
 関東では、練馬36.6、寄居37.1、小田原26.2。
■公立小中の保護者調査、朝日新聞・ベネッセ共同調査。(朝日)
 親の8割「満足」。高学歴ほど教育投資。進む格差再生産。
■「末は博士も就職難」、修了者の25%が「浪人」(読売)
 大学院の博士課程を修了した若者たちの就職難が止まらない。
 特に苦労しているのが文系の人たちだ。大学教員は狭き門。民間の受け入れ先も少ない。そんな中、面接のコツを教えたり、就職先を紹介したりする企業も登場している。(社会部 竹井陽平)
 文部科学省の調査によると、昨年3月の博士課程修了者1万6801人のうち行き場のない人は4146人。実に25%が「浪人」を余儀なくされたのだ。しかも、この数字にアルバイトなどは含まれていない。
 「この先どうなるんだろう」。早稲田大学大学院博士課程に在籍中の牛山美穂さん(28)は不安になる。文化人類学専攻。論文が完成したら複数の大学に送り、助教など研究職を探すつもりだ。が、周囲には博士号を取っても給料の安い非常勤講師をかけもちしなければ生活できない人が多く、牛山さんは「どこでもいいから正規の仕事を」と焦りを隠さない。
■<なだ万>23人が下痢や発熱…食中毒で営業停止処分 福岡(毎日)
 福岡市保健福祉局は25日、同市博多区住吉1「なだ万グランド・ハイアット・福岡店」で食事をした同区内の専門学校生ら女性35人のうち23人が下痢や発熱などを訴え、検便で10人から赤痢菌が検出されたと発表した。同店は老舗料亭「なだ万」(東京都港区)が経営。市博多保健所は赤痢菌による食中毒と断定し、同店を25日午後5時から1日間の営業停止処分にした。
 同局によると、35人は18日午後2時ごろからマナーの授業で、穴子すし、刺し身、カニあんかけなどのコース料理を食べ、19〜20歳の女子学生と女性教師(25)の計23人に翌朝から症状が出始めたという。
 なだ万は1830年に大阪で創業。夏目漱石森鴎外などの小説にも登場する日本料理の老舗で、国内に24店、海外に9店を展開している。