熱中症 地震 教員採用

熱中症訴え467人が救急車で病院へ、82歳死亡(読売)
 関東甲信や北陸、東北などの梅雨明けが気象庁から発表された19日は、夏本番を印象づける暑い一日となった。熱中症を訴える人も相次ぎ、読売新聞の集計では、全国で467人が救急車で病院に運ばれた。
 この日は全国各地で気温が上昇。山梨県身延町切石の37・2度を最高に、岐阜県多治見市(37・1度)、群馬県館林市(36・0度)、東京・大手町(33・8度)、宇都宮市(同)などで今年一番の暑さを記録した。
 熱中症で搬送された人は、愛知県44人、福岡県38人、神奈川県36人、大阪府29人、千葉県25人など。長崎県松浦市では無職女性(82)が自宅近くの路上で死亡しているのが見つかった。県警は熱中症とみている。
■東北・関東で震度4 津波20センチ 岩手・宮城・福島・栃木で震度4 一部で津波20センチ(朝日)
 19日午前11時40分ごろ、福島県沖を震源とする地震があり、気象庁によると、岩手、宮城、福島、栃木の各県で震度4を観測した。>>
■大分の教員採用試験答案、高校でも廃棄…保存義務期間知らず(読売)
 大分県の教員採用汚職事件をめぐり、県教委が、高校教員採用試験の答案用紙などを「量が膨大で置く場所がない」として、30年間の保存を義務づけた内部の文書管理規定に反して毎年度末に廃棄していたことがわかった。
 県教委によると、汚職事件発覚後に調べたところ、昨年行われた2008年度試験の答案や評定書が、今年3月に廃棄されていた。高校教員の1次、2次試験の答案や面接結果を記録した評定書は最重要の30年間保存文書に指定されているが、担当の高校教育課に保存義務を知っていた職員はおらず、長年、新規採用者の配置が決まる3月末に捨てていたという。
 県教委は1日付で規定を改め、高校を含めた全採用試験の答案を試験実施の翌年度末まで、評定書は5年間保管することにした。同県では小中学校教員の採用試験でも保存期限前の答案廃棄が判明している。