チャイム クールビズと能率 ウナギ

■静かに広がる「ノーチャイム」、生徒自ら時間管理。クラスごとに柔軟授業。(日経)
クールビズ「28度では能率低下」…日本建築学会調査(読売)
 地球温暖化対策として、夏場を軽装で過ごす「クールビズ」。 冷房温度を28度と高めに設定し、省エネを図る取り組みで、年々広がっているが、日本建築学会のチームによる最近の研究で、軽装だけでは暑さで仕事の能率が落ち、経済損失にもつながる場合もあることがわかってきた。
 専門家は「換気や送風を組み合わせ、作業能率を下げない省エネ方法が必要だ」と提言している。
 クールビズは、6〜9月に「ノーネクタイ、ノー上着」で職場の消費電力を減らす運動。環境省が2005年に提唱した。28度は建築物衛生法の定める執務室の上限温度だが、作業の能率への影響は不明で、日本建築学会は06年から科学的検証を進めてきた。
 神奈川県の電話交換手100人を対象に1年間かけた調査では、室温が25度から1度上がるごとに作業効率が2%ずつ低下した。
■ウナギ 土用丑の日控え出荷最盛期 高値でも人気 静岡(毎日)
 24日の土用の丑(うし)の日を前に、静岡県吉田町の静岡うなぎ漁業協同組合では連日ウナギの出荷に追われている。
 作業は朝8時に始まり、前日に養殖業者から運ばれ敷地内のプールで休ませていた約2トンのウナギを職員がサイズ別に手際よく分けていく。
 産地偽装問題の発覚後、国産を中心に扱う同組合には顧客からの問い合わせが殺到している。ただ、もともと少ない国産は、えさ代、燃料費の高騰や稚魚の不漁が重なって、価格は昨年に比べ3〜4割高めという。
 同組合の今井克・業務部課長(40)は「国産の価値が高まるのは良いが、ウナギの消費量が減っており心配。夏本番に向けたくさん食べてほしい」と話している。