『佐賀県教委、セキュリティーの試験には「落第」と・・・』

佐賀県教委、セキュリティーの試験には「落第」と張り出されたかたちである』
 「試験点数の優劣並に及落表は校門前に掲示すべし」、「余録」(毎日/16/6/28)は、その昔の石川県の小学校規則を紹介する。そして、「佐賀県の県立高校の生徒の成績や個人情報が危うく“公開”されかねなかったという情報流出事件。この情報流出、当の県教委からは公表もなく、ことセキュリティーの試験には『落第』と張り出されたかたちである。どうも明治初めとは攻守ところを変えた教育における新システム導入である」と。
 怪しい記憶であるが、当方が小学生のころは学校での成績の張り出しがあったと思う。競争心を煽るためであろうか。でも成績の悪い者は尚更やる気が無くなる。成績の良い者には、何と思わぬことでも、良い点を取れない者には堪らないものである。そのような大事な個人情報を盗み取られるシステムは、如何なるものか。しかも、一度盗まれて、再度盗まれたとは、落第どころではなく、停学処分である。(JN)