土用の丑の日 230730

 中海で取った天然の大物ウナギはうまいかった。「土用の丑の日」に『滴一滴(230730山陽新聞)』は思う▼今、国内に出回っているウナギのほとんどは稚魚を取って育てる養殖。肝心の稚魚も漁獲量は減っている。海外でも需要は高く、価格はうなぎ上り▼そんなウナギ、培養肉の開発に取り組むシンガポール企業が日本進出を表明したと▼国内では大豆タンパクを主原料にウナギ風のかば焼きを開発して話題▼「謎うなぎ」と名付け今月、千セット限定でオンラインストアで販売。すると1分ほどで売り切れたそうだ▼近い将来、培養肉や大豆などを使ったウナギの代替食品が店頭に並ぶ日が来るのだろうか。
 (私は)ウナギを釣った記憶がある。小学生のころ日野市の沼で数匹。それを近所の魚屋さんに持って行って、開いてもらった。食意欲は失せて、味・香りの思いではない▼とにかく、何がうまいと言える幸せ、いつまで続けられるのか。環境、絶滅危惧種、健康等を考えねばならない▼いつまで食べられるかは、ウナギばかりうでなく、肉や魚も今後どうなるのか。大豆や昆虫の時代になって行くのか。
#土用 #丑の日 #ウナギ #養殖 #大豆