『#欧州最後の独裁者』

『#欧州最後の独裁者』<2023年7月3日(月)>
 きょうのベラルーシ独立記念日に『天風録(230703中國新聞)』は思う▲本来なら1990年に国家主権宣言をした7月27日。ルカシェンコ大統領が17年前に変更を提案して、国民投票で決まった▲7月3日は第2次大戦中の独ソ戦で首都ミンスクナチスの占領から解放された日▲ルカシェンコ氏は「ロシアと統合を遂げ、自身が連合大統領としてクレムリンに君臨することを夢見てきた」▲ワグネル創設者に進軍をやめさせて、戦闘員ともども受け入れを表明。今度は、自国にロシアが配備する核爆弾を「われわれの兵器だ」と▲「欧州最後の独裁者」の両手に核兵器と汚れ役をいとわない私兵組織。ルカシェンコ氏は先日、部下から核爆弾の模型を贈られ。独立記念日の祝いかもしれぬが、悪趣味極まりない。
 (私たちは)なぜ独裁者を受け入れてしまうのか▲腐敗した長期政権が存在し続けるのか。永遠に人類はこのような存在を認めていくのか。有能な者であろうと、その政権の長期化は腐敗をもたらすことを知っているはずだ▲腐敗は未来永劫か。旧ソ連邦の民主主義化、真の革命はこれから起きるのか。
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