『#ワグネルの「反乱」』

『#ワグネルの「反乱」』<2023年6月25日(日)>
 ウクライナでの戦闘の陰に、2人の作曲家がいると『日報抄(230625新潟日報)』は語る▼ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の名称の由来はワーグナー。金で雇われた傭兵の集団だ約5万人がロシア正規軍を支えてきたという▼ロシア当局は組織の存在を認めず、戦死扱いすらされない。創設者は国防省などへの反発を強め「武装反乱」を呼びかけたとの情報もある▼一方、米国の退役軍人らがウクライナで立ち上げた組織が「モーツァルト」。「ワグネル」を意識した命名である。寄付金を頼りに、同国東部で民間人救護や食料供給に加え、新兵の訓練までしている▼ワグネルの「反乱」はウクライナ情勢に何をもたらすのか。これ以上悲惨なメロディーが流れないよう祈りたいのだが。
 (私は)ワーグナーに思う。ワーグナーの音楽には力があるのか、人を鼓舞することに使われる。勇敢に闘う兵士を戦場に送り出すのに良いのか▼ワレキューレがベトナムの戦場で流れるのはなんとも悲しかった。さて、いま状況はライン河の水辺の戯れか、それともロシア軍の黄昏は近いのか。
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